昭和世代がなつかしい、昭和の紙幣を極めて稀少なピン札全7種(折り目のない紙幣)にてお届け。
懐かしいのももちろんのこと、ここまできれいな紙幣がそろうのは奇跡。
極めて稀少価値の高いコレクションです。
桐箱に収めてお届けいたします。

戦後インフレーション対策で生まれた新紙幣「日本銀行券Ａ号」
第二次世界大戦の敗戦に伴い、物資不足に伴う物価高騰、戦時中の金融統制の歯止めが外れたことによる、現金確保のための預金引き出しの集中などが原因となり激しいインフレが発生しました。
それの解消するため、政府が行った金融緊急措置「新円切替」により生まれた新紙幣が12～16番のA号券。
当時は連合軍の占領下であった昭和21年～昭和23年にかけて発行されたため、紙幣のデザインもGHQの許可でした。
第二次戦世大戦中の同額面の紙幣と見比べると、戦中と戦後の紙幣では意匠が大きく異なる事が解ります。
また、戦後直後の混乱期で発行されたため、最高額面の100円を除き、透かしもありません。
それらに紙幣の中でも議事堂10円は特徴的な紙幣。
連合国総司令部(GHQ)の指示により、国会議事堂の図が描かれ、表面のデザインが「米国」と読めるうえに、裏面の刷り色が米ドル紙幣(グリーンバック)に似ているほか、花の模様がアメリカの州の数と同じ48個となっているという流言もありました。