昭和４０年代前半モスクワ駐在時代に現地の外貨ショップにて購入。未使用のまま自宅の飾り棚に保管。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 このカップ＆ソーサーは同工場　（現在のサンクト・ペテルブルグ市インペリアルポーセレン）が当時　「春夏秋冬４点もの」として発表した中の「冬」に当たり最も手に入りにくいアイテムでした。それだけに当時でも最も高値で売られていました。モスクワの外貨ショップにも極稀にしか出てこない一品として在モスクワの外国人が何とか手に入れようと虎視眈々と狙っていたのも記憶しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　 現在のインペリアル・ポーセレン社においても類似のお土産品が大量生産されており日本でもロシア雑貨・民芸品専門店でも多く販売されているが絵付けの重厚度合の差は歴然としている。旧ソ連時代の国営陶器工場が外貨獲得手段の一環として主に西ヨーロッパ向け輸出用として数量限定で製造したヴィンテージな一品。 サイズ　：　カップ　口径　６．８ｃｍ　 　　　　　　　　　　底面径　４ｃｍ 　　　　　　　　　　高さ　７．８ｃｍ 　　　　　　　　　　重量　６５ｇ 　　　　　　ソーサー　直径　１２ｃｍ カップ＆ソーサーの重さが１５０ｇと極めて軽い。 カップとソーサー裏面にロシア語でレニングラード陶磁器工場のロゴマークと輸出用の為英語でMade in USSRの刻印がある。